NAGASAWA TOMOYUKI BLOG
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個人的な感情だし、書いたけど消してしまって伏せていようと思っていたけど
ダリを観た後、下北のバーに行ったら酷く残念なニュースを聞いた

今日になってそれを思い返していたら、恐ろしくなって
決してその人にがっかりなんかしていない、ただ純粋に、また歌が聴きたかった

なにより恐ろしいのは、表現に喜びを感じ、言葉やメロディや歌うことに生き甲斐を持つ人から、それを奪ってしまって何年間も閉じ込めるということ
想像すると言葉が出ないし胸が痛い

昔から聴いていた音楽をやる人が、今も表現をまっすぐしてくれている嬉しさから、どうしても庇いたくなる気持ちが働く
表現に命をかけているんだから、見逃せないのかとかどうしても考えてしまう
身勝手なことを考えてしまう
悪い終わりかたを迎えてほしくないと願ってしまう



2016年11月29日

ダリ展に行った
国立新美術館のダリ展に行ってきた
新国立美術館って言ってしまう

ダリって自己愛みなぎる人だ
それもそのはずと言えるような作品をたくさん残しているけど、それはダリ自身が自分をとっても高い位置に設定して生きたからだ
高い自分にふさわしい生き方をしようとするので、取り組み意識が全くポワンとしちゃいない
素晴らしい自分に見あう作品を作らなきゃなんないんだ
正直それがなんとも可愛らしかった

個人的にいうと少し下品な作品も多い気がした
ある種のマッチョイズムを感じて
でも決して嫌な下品さじゃなくって
子供が「見て見てこれ見て」って言ってるような感じ
それのダリver.というのがダリな感じ

自己プロデュース能力が凄まじく高いから、その成し遂げかたにニヤつくし高揚感がある
ダリ自身も高揚感の中に浸っていたい人なのだろうと半分決めつけつつ、そのおこぼれをもらうように僕も少し高揚した

だからダリの作品って一見可愛いげがないものが多い
可愛さってのは相手を必要としている状態がもろだしな感じで、弱さを示すことだ
人は人に必要とされたいし、必要とされていることに自分の価値や安心を感じたりする
弱さを相手に伝えることは可愛いことなんだ
ただその中で共依存になり過ぎちゃうと、自分で判断できなくなるし、孤独に耐えられない人間になってしまう
だから僕はそういう意味で可愛くない人のほうが可愛いって思う
必死だから

ダリもそうかなと思った
1に自分、2に自分、34がなくて5に他人ぐらいな感じ

口が開いちゃうほどに内容も全長もバカでかい作品があったんだけど、その突っぱねかたに他人への愛を感じてしまうものがあったり


ダリのような自己プロデュース能力って、自分の一番良い審査員に自分を選べる自信からくると思う
自尊心無しには有り得ない話
そして僕は今の世の中に、もう少し自尊からくるナルシシズムがはびこってくれていいのになって勝手に思う

こないだ久しぶりに鹿野さんと話をした時、彼が今の世の中には自尊感情が欠如しているというようなことをおっしゃっていて、僕はすごくそれに心の中で頷いた

ダリはその真逆を行っているように見せているけど、物凄く認められたい力が強い
どこかに属し、みんなが味わう喜びの中にいることで終わるとか絶対嫌!っていう力が強い
本人は謎めいていたいのかもしれないけど、その謎めかせようとしている魂胆が可愛いというか…まあそんなことダリ本人に言ったら否定されるだろうけども

むしろそういったひねくれつつもまっすぐな作品に僕は愛情を感じてしまうんだと思う
自尊心越しに愛を求めているように見えた

ただ弱いだけなら誰でもできるし、今すぐにでも弱くなれる
でもそうしない表現者が僕は好きだ
信頼に値する
完全にゲストにさせてくれるから

個人的にとても愛溢れる展示会だった


ただ、ちょっと列を逆行してきたり、無理矢理後ろから押しまくってきたりする人が今回多くって、愛溢れるとか言いつつ終始ムカついていた
一緒に観に行ったたかっちゃんもベタベタやってたカップルに疲れてたようだし…

結局バーに行ってテキーラでぶちあがった



2016年11月29日

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